涓滴○を穿つ

キタナイ話になります 苦手な方はブラウザをバックオーライしてください

涓滴岩を穿つという言葉を知って言いますか?

水の滴りも時間をかけてコツコツと継続することにより岩さえも穴を開けるという格言です

コツコツ努力するのが大好きな私の座右の名です


私の職場には21世紀になって20年近く経つのに未だにボットン便所が存在します

ボットン便所とは便器の下に穴を深く掘りそこに大・小便をぶち撒けるワイルドな便所です

皆さんも子供の頃にボットン便所にスリッパを落として親に酷く怒られた事はありませんか?

ボットン便所には穴が深いタイプの物と浅いタイプの物があります

深いタイプの物は子供が落ちると死んでしまうほどの深さがあり

大人でもちょっとした恐怖があります

また浅いタイプのボットン便所では「お釣り」といって自分が落とした便の衝撃により

溜まっている大便や小便が跳ね上がり

お尻にナイスキャッチしてしまう悪夢を味わえます

人のした糞尿の残骸が肌に触れるほど気持ち悪い事はありません

大便を投下してお釣りが飛んで来るまでに0.5秒程のタイムラグがあるので

お釣りを防ぐためにガッシリとしたウンコ座りではなく

お釣りが飛んできたら避けられるように中腰で構える人も多いです

一塁ランナーが盗塁しそうなときにキャッチャーが少し腰を上げている姿を想像してください

私の職場でも身体能力に任せた反射神経で対応する人もいるのですが

中年男女が多いためにそれも不可能なんです

そんな時に誰かが考えた方法がトイレットペーパーを緩衝材にする方法です

大便をする前にトイレットペーパーを多めに投下して

大便の衝撃から弱める方法です

誰が考えたか知りませんが意外と大成功でして私の職場で無意識の内に皆マネするようになりました

皆が皆、ウンコ→トイレットペーパー(多め)→ウンコ→トイレットペーパー(多め)

この繰り返しを行うことにより

 

トイレットペーパー
ウンコ
トイレットペーパー
ウンコ
トイレットペーパー
ウンコ
トイレットペーパー
ウンコ

 

ボットン便所の中にミルフィール状の小高いウンコ、トイレットペーパーの山が出来上がりました

山を見ると登りたくなるのが登山家ですが

子供の心を持つ中年オヤジは山に穴を開けたくなってきした

昔、見た映画の203高地を思い出します

山の中心部に狙いをさだめて

「ストライクショット」といいながら小便を勢いよく203高地の中心部に当てました

トイレットペーパーは水分に弱いのか直ぐに貫通するのですが

大便は時間の経過とともに固くなり一向に穴があきません

ですが、私は諦めませんでした

毎日、毎日、203高地中心部に向かって渾身の一滴を振り続けました

少し穴が空いても誰かが大便とトイレットペーパーを追加するので

穴は深くなりません

このままでは、ジリ貧だなと思い私は勝負をかけました

大型連休で職員が誰も出社しない5日間に毎日、小便を足すためだけに

会社に通いました

援軍の大便が投入されないことにより少しずつ穴は深くなりました

203高地陥落まであと少しです

ところが、連休明けバキュームカー203高地を全て吸い取られてしまいました・・・

残念です

 

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