上司のパワハラが酷くて死にたいと思っている人へ

ブラック企業以外でもクソ上司のパワハラに悩んでいませんか?

「お前の代わりはいくらでもいるんだぞ」

「次、失敗したら辞表をかけ」

「早く辞めろ」

こんな言葉を投げかけられてりしませんか

暴言、暴力による障害にたいして証拠があれば弁護士から訴訟を出すことも可能です

しかし、いきなり訴訟といわれても難しい、無理だと考えてしまいます

結局、解決口も見つからず袋小路の状態に悶々としてしまうのが現実です

毎日少しずつ言葉の暴力を受けることにより

疲弊して思考がまとまらず

「死にたい」

そんな気持ちになってしまうかもしれません

しかしあなたが死ぬことにより

あなたの大切な人が悲しんだり

あなたの嫌いなクソ上司が喜んだりします

これって全然面白くありません

沈まぬ太陽』という映画を知っていますか?

主人公が従業員のために戦ったために会社の上層部に睨まれ

アフリカ各地(カラチ、テヘラン、ナイロビ)など島流し転勤になった実話を元にした映画です

私自信も上司に立て付き僻地に飛ばされた経験があります

残念ながら会社というのは上司の権限で生かすも殺すもできる組織なんです

沈まぬ太陽』の主人公は会社を辞めるでもなく淡々と定年まで勤め上げます

後年、『沈まぬ太陽』の主人公のモデルになった小倉寛太郎氏は講演で

なぜやめなかったのか?との問に

「やめるとよろこぶやつがいる。東京本社では喜び、その場で祝杯をあげそうなのがぞろぞろいる(笑い)」

と演説をしました。

私もこの言葉を聞いてハッとしたんですよね

自分が辞めて嫌いな上司を喜ばせるのはシャクにさわるなと

自分は武田信玄じゃないからね

しかし、もう限界までパワハラで虐められて死の考えがよぎった人は

そこまで会社に行くことが難しいかもしれません

昔、お世話になった先輩で大塚さんという方がいました

仕事は多少できなかったのですが面倒見がよく

パワハラ上司に対しても意見を言ったりしていました

その頃、新しいプロジェクトが立ち上がりその責任者に抜擢された大塚さん

いつも深夜まで残業して孤軍奮闘をしていました

そのプロジェクトが最終段階になりある問題が立ち上がりました

問題解決のための会議が開かれることになりました


会議を明日に控え苦悩する大塚さん

「大塚さん大丈夫ですか?」

「無理かもしれないな」

かなり大変そうだなと感じました

そして会議当日、大塚さんが出社してきません

1日、2日、3日経てども連絡もなく無断欠勤を続けます

結果、彼は解雇?されたのですが

「失踪していた時はどうしていたの?」

との問に

「嫌になって温泉いってたよ」と答えました

この時学んだことは無理な物は無理なんだなという考えです

少し前から「自己責任」という考えが浸透してしまいましたが

無理な仕事の仕方やクソ上司の対応は「会社責任」ですよ

使用主の指示にしたがい作業して結果が出ないのは

指示の仕方が悪いからでしょう

個人のパフォーマンスに頼らずシステム的に運用する考えもない企業ほど

精神論で仕事をさせようとします

「死ぬまで働け」とか言っていたブラックワタミなどその典型とも言えます

自分を犠牲にすることは嫌な奴を喜ばせる結果にもなります

死という考えがよぎったら脳がアラートをだしている証拠です

生きていればまた来年も桜が見れます

また来年もキレイな桜をみませんか